▼国際化 xterm 用に unicode(iso10646) にエンコードした 東雲フォント▼

東雲フォント (しののめふぉんと)は jisx0208 でエンコードされているため、そのままでは i18n xterm では使えません。 使えるように iso10646 でエンコードし直してみました。

RHEL5 と RHEL 6 用はフォント追加時に chkfontdir を使うか /etc/X11/fontpath.d/ を使うかの違いです。ファイル構成はほぼ同一。

$Keywords: shinonome font for xterm, shinonome-plus font, iso10646 unicode, license free font, public domain font, monospace, 12 pixels, 14 pixels, 16 pixels, 18 pixels, 6x12, 7x14, 8x16, 9x18 $

$Id: unicode.html,v 1.2 2021-09-03 22:54:15+09 kabe Exp $

▽使用方法

xterm -fn -shinonome-*-medium-*-16-* もしくは xterm -fn shnm16u

▼Ctrl + Button3 のフォントメニューから選びたい!

xterm \
	-xrm 'xterm*vt100.utf8Fonts.font2: shnm12u' \
	-xrm 'xterm*vt100.utf8Fonts.font3: shnm14u' \
	-xrm 'xterm*vt100.utf8Fonts.font4: shnm16u' \
	-xrm 'xterm*vt100.utf8Fonts.font5: shnm18u'
うまくいったら xrdb や .Xresources や app-defaults に埋めます。

ただ、東雲は 18ドットの全角文字を持っていないので、 上の設定では Large を選択すると日本語が出ません。 全角を18x18ja で代用するには、fonts.alias に

-shinonome-gothic-medium-r-normal--18-170-75-75-c-180-iso10646-1	-misc-fixed-medium-r-normal-ja-18-120-100-100-c-180-iso10646-1
と書き加えて、18x18ja を東雲に見せかける必要があります。 気持ち悪いし誤解を招くので、上載パッケージでは行っていません。 なぜこんな細工が必要なのかはxtermのフォント選択方法にあります。

▼追加されるフォント

-shinonome-gothic-medium-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1		shnm12u
-shinonome-gothic-medium-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1	shnmk12u
-shinonome-mincho-medium-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1		shnm12minu
-shinonome-mincho-medium-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1	shnmk12minu
-shinonome-marumoji-medium-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1	shnm12maruu
-shinonome-marumoji-medium-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1	shnmk12maruu
-shinonome-gothic-medium-r-normal--14-130-75-75-c-70-iso10646-1		shnm14u
-shinonome-gothic-medium-r-normal--14-130-75-75-c-140-iso10646-1	shnmk14u
-shinonome-mincho-medium-r-normal--14-130-75-75-c-70-iso10646-1		shnm14minu
-shinonome-mincho-medium-r-normal--14-130-75-75-c-140-iso10646-1	shnmk14minu
-shinonome-gothic-medium-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso10646-1		shnm16u
-shinonome-gothic-medium-r-normal--16-150-75-75-c-160-iso10646-1	shnmk16u
-shinonome-mincho-medium-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso10646-1		shnm16minu
-shinonome-mincho-medium-r-normal--16-150-75-75-c-160-iso10646-1	shnmk16minu
-shinonome-gothic-medium-r-normal--18-170-75-75-c-90-iso10646-1		shnm18u

-shinonome-gothic-bold-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1
-shinonome-marumoji-bold-r-normal--12-110-75-75-c-60-iso10646-1
-shinonome-marumoji-bold-r-normal--12-110-75-75-c-120-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--14-130-75-75-c-70-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--14-130-75-75-c-140-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--14-130-75-75-c-70-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--14-130-75-75-c-140-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--16-150-75-75-c-160-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso10646-1
-shinonome-mincho-bold-r-normal--16-150-75-75-c-160-iso10646-1
-shinonome-gothic-bold-r-normal--18-170-75-75-c-90-iso10646-1

東雲plusフォントの 12/14/16/18 ドットフォントと、 付属の mkbold で横に重ね打ちしたボールドフォントです。

東雲フォントには 18ドットの全角文字はありません。 xterm で使う際は、 全角は -fw -misc-fixed-medium-r-normal-ja-18-120-100-100-c-180-iso10646-1 (18x18ja; jiskan16をパディングしたもの) と組み合わせてください。

東雲フォントのソースアーカイブには斜体化するオプションもありますが、 xterm では使わないので含めていません。

▼詳細

▽ライセンス

出自のフォントを含め、すべて public domain です。

▽東雲plusフォント (shinonome-plus font)

東雲フォント に、以下のフォントを追加したものです:

これで対応する全角の明朝/丸文字と XLFDの対応が取れるので、 xterm で丸文字・明朝を使用することが可能です。

▽東雲12ドット

半角フォントは、東雲の latin1 (iso8859-1) とhankaku (jisx0201) を足し、 足りないグリフは Xorg の 6x12 から補ってあります。 丸文字およびセリフ(明朝)は東雲plusのものです。

全角フォントは、東雲の全角の kanjic, mincho, marumoji を エンコードし直したものです。

xterm -fn shnm12uで、両方が組み合わさります。

[12ドットxtermのサンプル画面]
東雲12

[12ドット明朝体xtermのサンプル画面]
東雲12明朝

[12ドット marumoji xtermのサンプル画面]
東雲12丸文字

□○☆などを全角で使いたい場合は xterm -cjk_width ...とします。

▽東雲14ドット

半角フォントは、東雲の latin1 (iso8859-1) とhankaku (jisx0201) を足し、 残りのグリフは Xorg の 7x14 から補ってあります。 それでもJISX0208からの変換で足りていない記号は当方で描き足しました。 セリフ(明朝)は東雲plusのものです。

全角フォントは、東雲の全角の kanjic, mincho を エンコードし直したものです。

xterm -fn shnm14uで、両方が組み合わさります。

[14ドットxtermのサンプル画面]
東雲14

[14ドット明朝 xtermのサンプル画面]
東雲14 明朝体

▽東雲16ドット

半角フォントは、東雲の latin1 (iso8859-1) とhankaku (jisx0201) を足し、 jisx0208から変換されるグリフは Xorg の 9x15 から手動で変換したものを納めてあります。 記号は一部デザインし直しました。 セリフ(明朝)は東雲plusのものです。

全角フォントは、東雲の全角の kanjic, mincho を エンコードし直したものです。

xterm -fn shnm16uで、両方が組み合わさります。

[16ドットxtermのサンプル画面]
東雲16

[16ドット明朝 xtermのサンプル画面]
東雲16 明朝体

▽東雲18ドット

半角フォントは、東雲の latin1 (iso8859-1) とhankaku (jisx0201) を足し、 残りのグリフは Xorg の 9x18 から補ってあります。

東雲18には全角フォントがありません。 文字の太さが違いますが、Xorgの 18x18ja で代用してください。

[18ドットxtermのサンプル画面]
東雲18(半角)+ miscの18x18ja(全角)

▽全角文字の足らない部分は jiskan16 とかで埋めないの?

東雲フォントのそもそもの作成理由の一つに、 jiskan は文字が太い(1.5ドット)ので黒く見えて見辛い、というのがあります。 jiskan と混ぜると酷い状態になりそうなので、あえて埋めていません。 (足りないのはjisx0208にない記号とややこしい漢字だけだから、平気かな?)


▽おまけ

xterm -fn shnmk16u で、全角フォントを半角用に 指定すると、全角文字は2倍角文字で表示されます。 昔のワープロみたい。 おそらくXサーバのフォント引き伸ばし機能が働いている。 フォントデータの *.bit を編集する時はこのモードの方が見やすい。

[2倍角文字表示のサンプル]
単に横に2倍した以上に大きく見える2倍角文字


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