$Id: INSTALL.html,v 1.6 2021/05/14 15:21:32 kabe Exp $
バージョン2のパスワードバトラーは、UNIXユーザがLDAPで管理されている場合のみ 利用できます。 (Services for UNIX の拡張がされた Active Directory を含みます)
nkf2
, piconv
, iconv
の
いずれかが必要です。
ldapsearch
コマンドss
もしくは netstat
コマンドまずは ./configure
を実行して、
Makefile
を生成します。
この際、インストールする日本語マニュアルの文字エンコーディングを
自動判別しようとしますが、 失敗する場合は、
./configure --mancodeja=euc-jp
などを試してください。
使用できるオプションは configure の冒頭のコードを参照してください。
env LANG=ja_JP.utf-8 ./configure --prefix=/usr/local --mandirja=/usr/local/share/man/ja
を試してみてください。
make
で battlerV2
バイナリを生成します。
最終的には /usr/local/libexec/battlerV2
などとしてインストールされます。
/usr/local/etc/pwbrc
などに、全員用で設定をインストールできるので、
まずは ./passwdbattler-genrc
を実行してみてください。
./pwbrc
が自動生成されれば運が良いですが、
エラーが出た場合は、エラーメッセージに沿って
env LDAPBASE=dc=example,dc=ac,dc=jp ./passwdbattler-genrc
などを指定して試してください。
./pwbrc
が生成されれば、make install
で
所定の場所にインストールされます。
この場合は、LDAP bind に必要な bind DN およびパスワードを
~/.pwbrc
に各自で埋める形になります。
(/etc/sssd/sssd.conf や /etc/nslcd.conf には書かれているのですが、
一般ユーザは読めないようになっているはずです)
まずは make install
でインストールを行います。
次に、各ユーザで passwdbattler-genrc
を、
$ env LDAPBINDDN=${LOGNAME}@example.ac.jp LDAPBINDPW='パスワード' passwdbattler-genrcとして起動すると、
~/.pwbrc
が生成されます。
passwdbattler
コマンドが、生成された ~/.pwbrc
を読み取って LDAP サーバ (Active Directoryサーバ) へ接続しに行きます。