OLYMPUS C-1400L を使用した際のメモや感想です。
$Id: C1400.html,v 1.2 1998-11-21 10:20:10+09 kabe Exp kabe $
視野やフォーカスの具合が確認できると安心感が違います。
ただし、近過ぎる場合などは、ファインダー上ではフォーカスが 合ってエラーが出ていなくても、結果が超ピンボケてことがあります。 (すぐに液晶で確認できますので安心)
電源にアルカリ電池4本を使ってみましたが、 メモリカード1枚半くらいで切れてしまいます。 超高品位モードでだいたい6枚撮影して吸い出せる程度です。 屋内撮影や、データを吸い出している時はACアダプタか外部バッテリー (あるんか?)が欲しい所です。
普通のフラッシュにニッカドを使うと充電が速くなって快適なのですが、 このカメラは撮影後のデータ処理に時間がかかるので 違いがわかりません。
リハビリ: 何回か充放電させて容量を復活させること
C-1400 は高級な部類に入るカメラだと思うのですが、
小さい事物(単三電池とか)を写してもきれいに写りません。
最小距離は30cmくらいですか。
あまり近すぎても照明を当てにくいわけですが、
ズーム三倍にしても電池の注意書きを鮮明に写すのはちと困難なようです。
また、接写では被写界深度が不足気味です。周辺もきれいに写りません。 絞りは固定ですかね。絞り優先モードがあるといいのですが
夜の廊下を撮影してみました。銀塩カメラならISO400で絞り解放露光1秒 くらいの所ですか(口径がわからんだろうが)。 フラッシュなしでも結構写ります。そのままではちと辛いですが、 50%に縮小すれば実用です。 フラッシュを炊くと奥の方が写らないので炊かないほうがいいでしょう。
普通のものを撮影しても HQ と SHQ の違いはほとんどわかりません。 ファイルサイズがでかい分 SHQ が不利です。 ただ、細かいものとか、エッジの鋭いものだと JPEG特有のエッジノイズがあるので SHQ の方がきれいに仕上がります。 といっても、後処理で輪郭強調を強めにかけないと違いがわからん という程度です。 あとで縮小して使うなら HQ でも十分でしょう。
この写真も、撮ったままだとだいぶ暗いので、Photoshopで少しいじってあります。
ホームセンターの安売りで購入した500Wハロゲン灯1つ (本来は屋外の作業灯)を光源にして、 色模造紙の上に並べた小物を撮影してみました。 電池とAT互換機の自作エンブレムです。
一灯では影がうるさいです。反対側にレフ板か補助灯は必須でしょう。 今回はレフ板がなかったので、白いラベルのCDケースを立てて使ってみました。 ずいぶん良くなります。
ファインダーから覗いた暗さが、大体仕上がりと一致するようです。 500W灯は1mくらいの所から当てているのですが、これでもちょっと 暗めです。 小物の撮影でkWクラスのランプが必要とはあまり思えないのですが…
全体に暗いのですが、バックの模造紙の色は だいぶとんでしまっているので、 実は暗いわけではなくハイライトにひきずられて絞りこまれている だけなのかもしれない。
いずれにしろ、後処理で補正すれば実用です。 (が、補正が必要というのが不便)←ゼイタク言っちゃいかん
白熱灯とはいっても、撮影すると黄色がちょっとかかっています。 これは PhotoShop でいじくり回すより、附属ソフトの 「朝夕…」補正の方が素直に仕上がるようです。