Windows版に比べれば圧倒的にマイナーではありますが, MacintoshにもPointCastクライアントはありました. たぶん1.x系列だけで2.xは出なかったと思う.
画面的にもプログラム的にもかなりがんばって移植したような 形跡があります. pcn.iniのフォーマットはWin版と同じですが, その他の点はMacintoshの作法にのっとっていて,UNIX版MSIEのよーな 乱暴なことはやっていません. (…pcn.iniのtypeがTEXTでないのは何故だ…いじれん…)
クレジットにNCSAが入ってますが,レンダリングエンジンがMosaic とかではなく,単に libwww を使っているということのような気がする.
Mac版にはMSIEボタンはない. 当時のMac (MacOS8あたりか) ではMSIEはまだ後発で, Netscapeが主だったのも原因でしょう. 一応Web時は外部ブラウザ起動にもできる.
Win版が普及したとはいえデザイン的にはMac上のほうが しっくりしている… (Win版のUIはWindowsアプリケーションとしてはどうしても浮き気味.) 当時のソフトウェアはWin用でもGUI部品はMacで作っていたりするので、 これもそうなのかも。
Tables | ○ |
---|---|
Frames | × |
Stylesheet | × |
JavaScript | × |
マルチウィンドウ | × |
日本語 | × |
※画像オフにはできない。 広告うんぬんというより単にHTMLエンジンにその機能がなかっただけ という気がする。