Opera社が開発しているブラウザ。 バージョン8.50以降は、広告表示がなくなり、完全に無料になりました。 組み込み用途でのライセンス料でやっていけるようになったのでしょう。
8.5x は 7.x より動作は軽いのですが、メモリは大食い。30MBくらいはすぐにいく。 Operaは組み込み用途が主で、PC版も「軽い」と言われることがありますが、 非力なマシンではInternet Explorer と比べるとこれでも十分重い。 (IEはシェル統合でHTMLエンジンをすでにメモリに読み込んでいるので、 正確な比較にならないですが)
7.xよりは頑丈になっていて落ちにくくなっています。 ユーザインタフェースは設定が色々なメニューやツールバーに分散していて、 適宜自分でカスタマイズしていかないとデフォルトではかなり使いにくい印象です。 UI部品デザイン自体はすっきり目のものに戻っていて軽い。
Opera は「お前はEmacsか」と思わせるくらいキーボード操作でできることが とても多い のですが、
ヘルプが同梱されていないのは欠陥だと思うのですが、どうなんですかね。 オフラインで見れない。
http://help.opera.com/Windows/8.54/ja/
以下をごっそりダウンロードする。例:./help.opera.com/
を、例えば
D:\Program Files\Opera85\help.opera.com\
として置く。
index.html
が D:\Program Files\Opera85\help.opera.com\Windows\8.54\ja\index.html
になるようにする。
D:\Program Files\Opera85\
OperaDef6.ini
を書き換える。[User Prefs] ... ;Help Directory=http://help.opera.com/help Help Directory=D:\Program Files\Opera85\help.opera.com\Windows\8.54
ja/index.html
が自動で補完されます。
opera:aboutにて
ヘルプファイル D:\Program Files\Opera85\help.opera.com\Windows\8.54\jaとなっていれば成功。 opera:/help/や メニューの「ヘルプ(H)」→「Operaヘルプ F1」が ローカルファイルになります。
起動直後に、http://xml.opera.com/update/
にアクセスします。
「ヘルプ(H)」→「最新のリリースをチェック(H)」
でできることと同じですが、
最初のチェックは問答無用で行われるので、
Opera社に起動状況を把握されていることになります。
この自動アクセスを切るための設定画面はないので、
直接 %USERPROFILE%\Application Data\Opera\Opera85\profile\opera6.ini
を編集し、
[User Prefs] ... Check For New Opera=0を書き込みます。
Table | ○ |
---|---|
Frames | ○ |
Stylesheet | ○ |
JavaScript | ○ |
Cookie | ○ |
マルチウィンドウ | ○ |
日本語 | ○ |
UTF-8 | ○ |
PNG | ○ |
GET /update/ HTTP/1.1 User-Agent: Opera/8.54 (Windows NT 5.0; U; ja) Host: xml.opera.com Accept: text/html, application/xml;q=0.9, application/xhtml+xml, image/png, imag e/jpeg, image/gif, image/x-xbitmap, */*;q=0.1 Accept-Language: ja,en;q=0.9 Accept-Charset: shift_jis, utf-8, utf-16, iso-8859-1;q=0.6, *;q=0.1 Accept-Encoding: deflate, gzip, x-gzip, identity, *;q=0 Connection: Keep-Alive, TE TE: deflate, gzip, chunked, identity, trailers
公式ダウンロード: Index of /pub/opera/win/854/
$Id: opera854.html,v 1.3 2013-11-29 00:10:08+09 kabe Exp $