Firefox の名称・ロゴ類の使用ライセンスが Debian Linux のポリシーと適合しない、ということで、 Debian Linux 4 (Etch)(2010.5) 〜 7.11 (Wheezy)(2016.6) では、 Firefoxのガワを差し替えた Iceweasel というブラウザが標準搭載されていました。 (公式には Debian 8 (Jessie)まで提供 となっていますが、Jessie では途中で Firefox に戻っています) (2020.9)
…この「Iceweasel は Mozilla によってデザインされ、」という About画面の文言は嘘だよなぁ。
ガワを変えただけなので、機能的には当時の Firefox ESR と全く同一。 レンダリングエンジンも libxul.so のまま。 (パスは /usr/lib/iceweasel/libxul.so になってますが)
同時期のUbuntuは、Ubuntuのほうがライセンス的にユルいせいか Firefox のままだったと記憶していますが、 Iceweasel を使いたいというファンは一定数いたようで、 「UbuntuにDebianのIceweaselをどうやって載せるか」という質問が当時 ちらほら出ていたようです。
脇話:試すために Debian 7.11 を Hyper-V にインストールしようとしたんですが、 カーネルが 3.2 というのは Hyper-V にとっては古過ぎるのか、 Pentium 66MHz で動いているような挙動になりました。 インストールはできるが1日がかり。X は動かない。 Mobile Pentiumの実機の方がずっと速かったです。
GET /path HTTP/1.1 Host: host[:port] User-Agent: Mozilla/5.0 (X11; Linux i686; rv:38.0) Gecko/20100101 Firefox/38.0 Iceweasel/38.8.0 Accept: text/html,application/xhtml+xml,application/xml;q=0.9,*/*;q=0.8 Accept-Language: ja,en-US;q=0.7,en;q=0.3 Accept-Encoding: gzip, deflate Connection: keep-alive
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