▼HWD15のクレードルの分解 写真▼

WiMAXルーター、 HWD15 のクレードルについているLANポートは 1000BASE-T対応とはなっていますが、 本体との接続は USB micro-B コネクタ(5芯)のみなので、 4対8芯を全部使う1000BASE-Tを直接つなぐことはできません。 どうしているんだろう? (2015/07)

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[クレードル分解後の全体図]
クレードル分解後の全体図

[内部のプリント基板]
内部のプリント基板

クレードルは普通に買うと¥3000くらいなので、 変換チップなどが入ってる値段ではなさそうなのですが、 実際に分解してみると USB-LANチップらしき物が入っていました。 定価¥5000くらいしても不思議ではない。

基板の右にあるシールドケース内にLANチップが入っています。 (SIMカードスロットではありません) 普通のNICと同じように、上に4対8芯のダンピング抵抗と、信号トランスがあります。 シールドはハンダで固定されているので、そこまでこじ開けて チップの正体まで暴く気力はありません。

基板左にある部品群は、給電5VからLANチップ用の3.3Vだかを生成する回路 だと思います。 こっちのほうが雑音電波出しそうだけど、シールドなし。 (シールド固定用のパターンはある)

基板自体は4層で、一番外側がベタ電源層なので、信号線はほとんど見えません。

USB接続のLANチップを使っているということは、

ということですかね。


かべ@sra-tohoku.co.jp